『幼なじみ(少年期)2』


【きっかけ】

の名前は良和。小学校5年生。

このお話は僕の幼なじみの真美のお話。

 僕は学校で大将と呼ばれている。勉強はからっきしだめだけどケンカは強い!
真美は体が小さく、とても可愛いく、おとなしい子。
 でも、ちょっと前にある事件が起きた。

それは、ある時の授業中のことだった。
 真美の席のすぐ後ろにいた俺は、彼女がイスに座りながらお尻をモゾモゾしているのが気になった。
 そして、方尻を浮かせたかと思ったら、次の瞬間、卵が腐ったような強烈な臭いが俺の鼻先をおそった。
(真美、まさか!)
 その臭いがオナラであるのと気づくのに時間はかからなかった。
臭いはかなり強烈で少しずつ教室に広まっていった。
と、同時に
「くせぇ!誰だオナラしたの!」
 隣の雅文って男子が騒ぎ出した。
それをきっかけにクラスがざわめき始めた。
「本当だ!くせぇ!」
「誰だよう~!」
「雅文でしょう?」
「違うよう!」
「ほらっ!静かにしなさい!」
 先生の声もかき消されるくらい周りがうるさくなると真美はうつむいてしまった。
突然、雅文が
「あ~っ?真美だなぁ?こいつオナラしやがったっ!」
真美はうつむきながら泣いてしまった。
「や~い、ヘッピリムシの真美や~い!」
 雅文は真美をからかった。別に俺は誰が屁をここうと構わなかったが、真美をいじめられたことが頭にきたのか雅文をぶん殴っていた。
もう、クラス中が大騒ぎになり授業どころではなくなった。
 結局、真美は体調不良を原因に学校を早退し、俺は放課後、雅文と一緒に先生にこっぴどく叱られた。

 その日の帰りに真美が心配になり、彼女の家に寄っていくことにした。
「こんちは~…良和です~…真美ちゃんいますか~?」
しばらくすると、玄関の鍵が開く音がした。
中から真美がちょこんと顔を出した。
「よし君?…いいよ、あがって…」
「おじゃましま~す。あれっ?おばちゃんは?」
「今、お昼はスーパーでお仕事…まだ帰ってこないの」
「ふぅん…じゃ一人か…」
 真美はジャージ姿のラフな格好だった。家に上がると、真美は冷蔵庫からジュースを取り出し、コップに注いでテーブルに持ってきた。
 どうやって話を切り出していいか分からない。しばらく沈黙していると真美が
「ごめんね、私のせいで…」
「えっ?あぁ、いいよ別に…先生に叱られるなんて慣れているから…」
「実は…私…ずっと我慢していたの…でも…どうしても我慢できなくて…」
「しょうがないよ、自然現象だし…」
「ううん!自然現象なんかじゃないの!実は…私のオナラ…いつもすごい臭いがするの…だから…学校じゃできなくて…」
「えっ!じゃ、いつも我慢しているの?」
真美は小さくうつむいた。
「でも、今日は我慢ができなくて…つい…出ちゃった…」
可哀想だと思ったが何も言えなくなってしまった。
二人してまた沈黙が続いた。
「元気出せよ…俺が守ってやっからさぁ!」
「よし君、本当?本当に?」
「あぁ、もちろん!だから明日学校に来いよ!」
「うん!絶対に行く!」
真美の顔に笑顔が戻った。
ジュースを飲み終え帰ろうとした時
「ねぇ、久しぶりに私の部屋に来ない?」
真美が言った
「いいのか?そういえば1・2年生の時に入ったきりだなぁ」
「昔はよく遊んだもんね」
そういうと2階の真美の部屋にあがった。
「うわぁ、きれいだなぁ」
部屋はベッドに机、洋服ダンスときれいに整っている。俺の部屋とは大違いだ。

真美は部屋にはいると
「よし君…オナラが臭い子って嫌い?」
「えっ?う~ん…真美だったらいいかな?」
「本当?じゃ、思いっきりしてもいい?」
「えっ!!」
真美はクルリと向きを変えると四つん這いになり、俺に向けてお尻を思いっきり突き出した。
小学生とはいえ5年生にもなるとお尻もある程度の丸みを帯びている。
その格好に何かドキッとした。

「恥ずかしくないのかよぉ…」
「よし君ならいい。ねぇ、顔を近づけて」
俺は真美の言うまま顔をお尻に近づけた。
真美は俺の頭を手で押さえ、自分からお尻に顔を押し当てた。
(真美のお尻って柔らかいなぁ…)
「よし君、いくよ!エィッ!」
『プゥ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!』
 彼女のお尻から生暖かい風が吹き付けた。その途端!先ほどとは比べものにならない強烈な腐卵臭が俺の顔をおそった!
「うわぁ!!」
俺は、たかがオナラと侮っていた。その臭いは周りの空気を少しずつ支配していき、新鮮な空気というものが部屋から消え失せていく。
直撃だったせいか、腐った卵だけでなく、硫黄、アンモニア、納豆、生ゴミ、肥溜めの臭いを思いっきり混ぜ100倍に濃くしたような臭いだった。
俺はたまらなくなりその場に転げ回った。
「うげっ!く、くせぇーーーーーー」
 臭いはすぐ部屋に充満した。俺は新鮮な空気を求め窓を開けようとしたが窓にたどり着く前にあまりの臭さに気絶してしまった。

 しばらくして目を覚ました。傍らには真美が涙目で俺の頭におしぼりを当てていた。
「真美…」
「ヒッ、ヒクッ、ご、ごめんね…よし君…わ、私もう…学校に行けない…」
「そんなことねぇ、大丈夫だよ…」
俺は心配をかけまいと上半身を起こしあげた。
「だっ、だって…」
「大丈夫だって…お前、まだオナラ出せそうか?」
「うん…頑張れば…」
「じゃぁ、ちょっとジャージ脱げ」
「えっ?」
「昔は一緒にお風呂に入った俺とお前の中だろ?ついでにパンツも」
今度は良和の言うとおりに真美は恥ずかしそうにジャージと白いコットンのパンツを脱いだ。
幼いアソコは毛も無くツルツルで真ん中に一筋の割れ目がクッキリしている。
「俺の頭をまたいで座ってみな」
「えっ??そんな、恥ずかしい…」
「いいから!」
俺は寝ころんだ。真美は恥ずかしそうに俺に近づくと言われるがままに俺をまたいでお尻を降ろそうとした。
「結構いい眺めだなぁ」
「バカっ、もうよし君なんて…」
真美の顔はもう真っ赤だった。
いくら幼なじみでもこんな格好はさすがに恥ずかしい。しかも、親に見られたら…
「そんじゃ、俺を雅文だと思って遠慮なくぶっこいてみな!」
雅文という名前に反応したのか、彼女の顔は真剣になった。
「私をバカにしたわね…思い知らせてやる!」
 彼女はそういうと静かに腰を下ろし始めた。
 目の前に真美の可愛いお尻が近づき始めるとその谷間から肛門が顔をのぞかせ始めた。
彼女が呼吸をすると同時に肛門はヒクヒク収縮を始めた。
真美の肛門は鮮やかなピンク色で、とうとう目と鼻の先にたどり着いた。
その光景はやらしさを通り越して恐怖心を駆り立てた。
「いくわよ~!エイッ!」
肛門がギュッとすぼんだ次の瞬間、ブワっと広がり1cm位の穴から轟音とともに風が吹き出した!
『プ~~~~~~~~~~~~ププ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!』
「ぐわっ!!」
彼女のガスは暖かい、いや熱かった!
あの強烈なオナラガスを生で受け止めた。
目にしみるそのガスは一瞬にして視界を失い、例の濃い腐卵臭をもろに浴びて呼吸が止まった。
雅文への復讐のつもりか、真美は渾身の力を振り絞り体の中のオナラを俺に吹きかけた。
肛門がさらに収縮して毒ガスを吹き続けている。
『プ~~~プィプゥィ~~~~~~~~~~~~~~~~~~』

俺はあまりの苦しさに真美を突き飛ばし、のたうち回った。
「きゃっ、いったーい…」
「ぐ、ぐわぁ、臭い、目にしみる!!!!!!」

 どんな男にも喧嘩に負けたことのない俺だったが、体の小さい可愛い真美の強烈な一発でいとも簡単にねじ伏せられてしまった。

 どの位たったのか…
俺はまた真美の部屋で、おしぼりを頭に当て横になっていた。
起きあがろうとしたが今度はさすがに頭がズキズキ痛む。

「ヒッヒクッ…あっ…よし君…気がついた?」
「あっ、あれ?俺…」
傍らでまた真美が泣いていた。
「泣くなよ~真美…俺がヤレッて言ったんだから…」
「違うよ、だって…よし君…私のこと…思いっきり突き飛ばしたから…テーブルに頭ぶつけちゃって…」
「だって…お前…本当に死ぬかと思ったんだぞ」
「ごめんね、つい興奮したら…もの凄いのが…出ちゃった…」

そうだ、真美にオナラをかけられてそのまま気絶したんだ。
少しずつだが記憶が戻ってきた。そういえば思いっきり真美を突き飛ばしてしまった。
「真美…大丈夫か?…俺思いっきり突き飛ばしたよな…」
「うん…大丈夫。私こそごめんね…」
「いいよ、俺が変なことさせちゃったんだから…」
少しずつ意識も回復してきた。
真美はジュースを持ってきて俺は一気に飲み干した。
「でも強烈なオナラだよなぁ、十分凶器になるよ…そうだ!明日絶対に学校へ来いよ!」
「えっ?…でも…」
「大丈夫、いじめられたりしないよ。俺にいい考えがある!ちょっと耳貸せ」
 俺は真美にコソコソっと話をした。
「え~~~~っ??大丈夫かなぁ?」
「心配すんなって。よしっ!じゃ、今晩よろしくな」
真美はコクッとうなずいた。



【学校で】

次の日、ちょっと心配だった俺は真美を迎えに行った。
「おーっす」
「おはよう…」
「昨日頼んだこと…」
「うん…大丈夫」
真美に笑顔が戻った。

二人一緒に学校へ行った。
教室に近づくと何か騒がしかった。
「おいっ!来たぞ!」
雅文だ。顔を出して俺達がくるのを待ちかまえていたようだ。

教室に入ると雅文が黒板を見ながらニヤニヤしてた。
黒板には俺と真美の相合い傘や「スカンク真美!」「臭い真美!」などのいたずら書きが書かれていた。

真美は泣き出しそうになっていた。
(頑張れ…)
俺は真美の耳元でそうつぶやくと、急いで黒板を消し雅文のところに行って胸ぐらをつかんだ。
「てめぇ!」
「何起こっているんだよ、本当のことだろう?」
「うるせぇ、今日という今日は許さねぇぞ!」
「やるかぁ?」
「上等だ!」
俺が殴りかかろうとしたとき、先生が現れ
「あんた達何やってんの!」
(ちぇっ)
「放課後、横町の空き地に来い、そこで勝負だ!」
「ようし、今日こそ決着だ」
勝負は放課後までお預けとなった。真美は不安そうに自分の机でうつむいたままだった。

雅文とは口を利かず学校を後にした。

 俺は真美を連れて、空き地へと向かった。時間になると雅文も現れた。
3人とも服が汚れてもいいように体操着で集まった。
「雅文、お前いっつもむかつくんだよ、今日こそとっちめてやる!」
「おう、俺もお前の大将面が気にくわなかったところだ」
「ここなら誰にも邪魔されねぇ、どちらかが参ったと言うまで勝負だからな」
「よしっ!」

二人は学校でも見なかった真剣な顔をしていた。
ハンカチをクルッと丸め、真美はそれを空に投げた。
ハンカチが地上に着いた瞬間、俺と雅文は取っ組み合いの喧嘩を始めた。

(よし君…)
真美は心配になって見守るだけだった。
良和が殴れば、雅文は蹴り、雅文が殴ると良和が蹴る。
両者一方も譲らず、体中泥だらけになり、顔もひっかき傷で赤くなり始めている。
時間はそのまま過ぎて行くだけだった。

(どうにかしなきゃ…)
俺は隙を見て雅文に飛びかかり、足を引っかけ思いっきり倒した。
意表を突かれた雅文はそのまま崩れ落ちた。
雅文を仰向けにし、俺はその上に乗りかかり肩を押さえた。
「真美!来いっ!」
キョトンとした真美が二人の側にやってきた。
「アレでそうか?」
「えっ?えーーーっ?まさか、ここで?」
「そうだよ、早く雅文の顔に乗れっ!」

真美は、昨日よし君が帰るとき
「今日の晩御飯は芋料理にしてもらえ、後、キムチや餃子もいいかも…たくさん食っておけ…」
と、耳打ちしたのかよく分かった。
そんな事したら、今日学校で大変なことが起きると予想してたのに。

真美は、雅文の顔に俺と向き合うように体操着とブルマ姿で腰掛けた。
「畜生!何をンンガ…」
雅文が何か言おうとしたとき、真美の丸く可愛いお尻は口をふさいでた。顔面騎乗なんて初体験だろう。

「やいっ、雅文!今から凄いことを体験させてやるからな、真美、行けっ!」
「うん…でも…」
「何してんだ、お前のことをヘッピリムシとかスカンク女とかバカにしたんだぞ!いじめられたくなかったら自分で自分を守れ!アレを思い知らせてやれ!」

 自分を守る…その言葉に反応した真美はコクッとうなずくとお尻を前後にずらし始めた。
雅文の顔の上で真美のお尻がモゾモゾっと動く。
白の体操服、黒色のブルマ、まさにスカンクの警戒色。
全神経をお尻の穴に集中させ、雅文の鼻の位置を確認した。
真美は深呼吸をしておなかに力を入れた。学校で我慢していたたくさんのガスが下の方に降りてくるのが分かった。

 雅文は最初何だか分からなかったが、昨日のことを思い出しようやく事態が飲み込めた。
(まさか、あのオナラ!)
無我夢中で逃げようとしたが下半身から肩は俺が押さえ、頭は真美のお尻で身動きがとれない状況だった。

「私をスカンク女ってバカにしたわね?それなら、とっておきの一発お見舞いしてあげる!エィッ!」
『プゥウウウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーィ!!』
モワッとした柔らかく暖かい空気が雅文の鼻先に広がったと思うと、続いて昨日より生臭く強烈な腐卵臭が鼻を突いた。
「フ、フガーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

お尻の下で雅文が頭を動かそうとする。しかしどうしようも出来ない。
真美のブルマ越しのお尻から注がれる毒ガスは容赦なく雅文の鼻に注がれる。
真美の可愛く丸いお尻に雅文の口は閉ざされ、選択の余地無く鼻からオナラガスを吸うだけだった。
そのガスは臭さは鼻の粘膜にこびり付き、脳まで破壊する勢いだった。
「真美!もう一発!」
「ンッ!ウ~~ン!」
『プププ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!』
「フガっ!フゲッーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
昨夜食べた芋や餃子のおかげで、普段よりも輪をかけて強烈なガスを放出した。
強烈な臭いはだんだん辺りを支配し、正面にいた良和にも漂ってきた。
「ウッ!もうダメだー!」
俺もも我慢の限界が来てしまい、思わず鼻を押さえながら飛び退いてしまった。
下半身と腕が自由になった雅文は、最後の力を振り絞り真美を振り払った。
しかし、そこまで。
反撃する気も余力もない雅文は、手で顔をかきむしり、忌まわしい残り香をとるので精一杯だった。
「くっ、くっせーーーー!ちくしょう…ゲホッ、ゲホッ、オェーーーーーーーー」
確かに強烈だ、思わず雅文はその場で食べたものを戻してしまった。

 真美はすっかり自信を取り戻し、お尻を雅文に向けて腰を左右に振った。
「どう?スカンク女の一発は?よし君のパンチよりも効くでしょ?」
確かにそうだ、まさか俺もこんな状況になるとは思わなかった。

 時間がたち雅文も落ち着いてきた。
「やぃ、雅文。もう真美のことをいじめないな?」
「私のこといじめたらどうしよっかな~?」
「も、もういじめないよぅ…」
「よし君もいじめちゃダメよ、もしいじめたら…」
真美はクルリと向きを変えお尻を雅文に突き出した。
「い、いじめません!約束します!」
「よしっ、約束!3人の約束」
俺と雅文と真美はがっちり握手をした。
結局、ケンカの勝利者は俺ではなく真美であった。



【ケンカの帰り道】


帰り道、自然に俺と真美は手をつなぎながら帰っていた。
「よし君、ありがとう。私メチャクチャうれしい!」
「えっ?い、いやぁ…」
「守ってくれてありがとう…よし君大好き!」

がらにもなく照れる俺だった。
 今まで幼稚園、小学校と一緒で、小さい頃から一緒に遊んできた。今まで気がつかなかったが、今日の真美はすごく可愛く感じた、あんな事があった後でも…

「あっ!」
「どうした?真美。あっ!」
道路の真ん中に1匹の野良犬がいた。
俺は、今までほとんど喧嘩も負けた事がないし、幽霊なんかも怖くない。しかし、犬だけは大の苦手だった。
「真美、回り道して帰ろう?」
「大丈夫!ね?」
「えっ?ま、まさか!」
「エヘッ!」
真美が笑顔で答える。昨日の元気のない顔とは大違いだ。

 何をしたいかすぐに分かった。
犬はこっちに気がつき少しずつ近づいてきた。

(おっ?可愛い子供達がいるぞ…シメシメちょいと脅かしてやるか…)

「そうだ、せっかくだから新鮮なのをお見舞いしてあげよ~っと」
真美は周りをキョロキョロした。良和以外に誰もいない。

(そうだな、女の子は今まで吠えるとすぐ怖がるから…よし女の子から行くか…)

犬がジワジワ距離を縮めてくる。良和は真美を守ると言った手前逃げられなくなっている。

犬があと5mの所に来た。

(一吠えしてやるか…)
「ウ~、ワォンワォン!!」

犬が吠えると真美はクルリと向きを変え犬にお尻を向け、スルリとブルマとパンツを一緒に脱いだ。

「ワンちゃん、さっさと逃げた方がいいよ!」
(な、何だ?この子。逃げるところかパンツまでぬいだぞ!)
真美はお尻を振り犬に警告を送る。
(おっ!可愛いお尻してんなぁ、かぶりつきてぇ…オッ!あれはお尻の穴!可愛いピンク色だぁ!!近づいて見てやるか!)

犬は興奮し息をハァハァさせている。
あと3m、犬は真美のすぐ側までやってきた。
「ま、真美…」
良和は怖くなり真美の後ろに隠れハンカチで鼻と口を覆った。

「ワンちゃん、それ以上近づいたら手加減しないからねっ!」
真美は足を大きく開き、四つん這いになると、お尻を犬の顔と同じ高さにした。

(オォーー!お尻の穴がヒクヒクして襞まで見えやがるぜ!よっしゃー!)

「ワォーーーーーーーーーン!!」

犬は一鳴きして真美に突進した!

「エィッ!!」
あと1mのところで、真美のピンクの肛門が襞が延びるまで大きく膨れ上がり、パッとはじけ中央の穴から熱い風が吹き出した!

『プゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!』

(ン?何だ?ウワァ!!)
その熱い風が犬の鼻をかすめた。

(うわっ、く、くさいぃぃーーーーーー!!たまらん!!何とかしてくれーーーー)
「キャ、キャイン!キャイン!キャイン!!!!」
犬はモロに真美の超強烈なオナラガスを浴びた!
人間ならともかく、嗅覚の異常にある犬が、真美の餃子とお芋のスペシャルオナラガスを浴びたら…

犬は砲撃を受けその場に転げ回った。
「どうだ!参ったかぁ!」
真美は勝ち誇ったように起きあがり、パンツとブルマを戻し、良和と向き合った。
(うわぁ、ハンカチで覆っていても臭いが漏れてくる、う~ん、く・さ・い~…)
直撃を受けなくても、真美のその恐ろしい毒ガスは回り込むように良和を襲い、とうとうその場でへたり込んでしまった。
「あれっ?よし君?よし君大丈夫?しっかりして!」

(ウゲッ!こんな臭いは初めてだーーーーー!!いったい何なんだあの子は????)
「キャイン!キャイン!」
(ダ、ダメだ、逃げろ!!)

犬は一目散に逃げていった。


「真美…お前本当にすごいなぁ…犬まで追っ払いやがった」
「だって、よし君が…そうだ、もう心配いらないよ、これから犬がいても真美が守ってあげる!この強烈なオ・ナ・ラ・で!」
「えっ?何だか逆になっちゃったなぁ…ま、いっか…」
「でも…もし、よし君が私のこといじめたら…」

真美はお尻を向けると、またスルスルっとブルマとパンツを降ろし、お尻を広げ肛門を良和の鼻に近づけヒクヒクさせた。
「うわっ、わ、わかった!絶対にいじめない!」
「エヘッ!うっそだよーん!」
「なんだよー!」
真美は笑いながら服を戻した。

「よし君、帰ろっ…」
良和と真美は、また手をつないで家に帰りました。


(おわり)


・その後の二人
 この世に二つと無い強烈な武器を持った女の子、真美は自分の武器をより強力にするため毎日オナラを調節するトレーニングと食生活に気を使って生活をした。
 一方、真美を守ると言ったことをずっと気にし、中学では勉強を頑張り、二人して同じ高校に進むことになった。
 いつしか二人はつきあい始め、良和は何回もあの毒ガスを浴びながらも真美と別れることはなかった。
 でも、高校生活も一騒動ありそうな…

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